普通の女子大生だった私がデリバリーヘルスで働いてみることにした結果

今回の「風俗バイト体験談」は、ゆいさん（29歳　女性　宮城県　フリーター）からの投稿です。

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元々性への関心が強かった私は、10代後半で風俗の存在を知りました。

「知らない人とエッチなことをするってどんな気分だろう？」「どんな女の子たちが働いているんだろう？」そんな疑問が日に日に積もっていって、大学生になって一人暮らしを始めた時に、女性向け風俗求人サイト「いちごナビ」でデリバリーヘルスの求人を見つけたんです。

風俗求人サイトから求人に応募して面接に

早速応募すると、すぐに返信が来て面接する運びとなりました。

会場は普通のファミレス。

どんな人が来るんだろう…という不安でいっぱいでしたが、待ち合わせ場所に現れたのはシャキッとしたスーツ姿の30代男性でした。

「初めまして…」と緊張気味で私が挨拶すると、「そんなにかしこまらなくていいよ〜！」と笑顔のスタッフさん。

ざっくりとした性経験と可能なプレイ内容などを答えてその日は終わりました。

スタッフさんの感じも良く、出勤日数も融通が利くとのことだったので、入店を決意。

ガッチガチに緊張して初出勤を体験

いよいよ初出勤の日を迎えます。

生まれて初めて源氏名で呼ばれ、緊張でガッチガチの中仕事が入りました。

送迎車に乗ると緊張はさらにマックス。

「ま、リラックスな」と背中を押され、ラブホテルに向かいました。

初めてのお客さんは風俗慣れしている感じの20代男性。

ドアをノックして「ゆいです、よろしくお願いします」と挨拶し、料金プランの説明と仕事開始の電話、アラームのセットを済ませ、いざお風呂へ向かいました。

「業界未経験なんだよね？あんまり緊張しないでね」と優しいお客さん。

バスローブやタオルをさりげなく準備し、一緒にシャワーを浴びます。

お客さんの体を洗ってあげながら気持ちいいところを触ったり軽くキスもしました。

浴室から出てベッドへ向かうといよいよプレイが本格的に始まります。

ディープキス、全身リップ、フェラ、素股などをメインにプレイしました。

なんとか無事に仕事を終えると体も気持ちもどっと疲れていましたが、不思議と充実感もあったんです。

仕事の手取りはデリヘルは売上の半分程度

その日はその他にも2件仕事が入り、手取りは1万5000円くらいだったと思います。

私の働いていたお店では手取りが売上の半分程度で、指名料や追加オプション料金はそのままデリヘル嬢に入るシステムでした。

もちろん即日現金払いです。

私は週4〜5日働いていたので、日によってばらつきはありますが、月収にすると30万円は稼いでいました。

働くのに気になる危険や不安点

また、働く場所については、ラブホテルはもちろん、お客さんの自宅やビジネスホテルなど様々です。

「危ない目に遭うことはないの？」と不安を持つ方もいらっしゃると思いますが、私の場合一度もそういうことはありませんでした。

先ほども書いたように、電話連絡システムがしっかりありますし、お客さんの9割はマナーを守って風俗を利用している方でした。

残りの1割の話ですが、何とかして本番行為（セックスの挿入行為）に持ち込もうとしたり、無断で写真を撮ろうとする方も残念ながらいたんです。

どうかわすかはこちらの力量にもなりますが、あまり酷い人は出禁にしてもらえるので、少しは安心です。

友人・知人などに当たってしまうケースもごく稀にあるらしく、そういった場合はお店側で記録・登録し、指名NGなどにしてもらえます。

私の風俗ライフは順調で、お金も稼げるし楽しいものでした。

自分の不注意で親バレで退店に

大学生の間にある程度まとまったお金を貯めてから辞めよう。

そう思っていたのですが…実は私、一番怖い「親バレ」をしてしまったんです。

一人暮らしの部屋に母が遊びに来た時に、お客さんの特徴や仕事マナーなどを書いた「風俗メモ」が見つかってしまいました。

母は激怒、強制的に即退店。

私自身も風俗の仕事を始める時には親の顔が浮かび少し罪悪感も抱きましたし、やはり周囲からしたらあまり認められる仕事ではないのかもしれません。

風俗の仕事は究極の接客業

でも、私が経験した風俗の仕事は「究極の接客業」とも言える職業でした。

会話や、体を使ったコミュニケーションは奉仕の心がないとできないものだし、人それぞれ愛し方って違うんだなぁと学べる場でもありました。

飲みのノリで先輩に強引に連れてこられた学生さん、素人童貞のお客さん、セックスレスに悩む子持ちのお父さん…お客さんとの色々な出会いもいまだに覚えています。

風俗を辞めて10年近く経つ今、もう出戻ることはありませんが、人生の中のごくごく短い期間でも稀有な経験をできてよかったと思っています。